暑中お見舞い 申し上げます! 急に暑くなりました。雨が上がり、ギラギラ太陽が眩しいこの頃。みなさん、体調はいかがでしょうか? 7月21日(日)おんがみらいテラスにおいて、第1回研修会を開催しました。筑豊ブロックが担当で素敵な会場を探していただきました。ろう者5名、会員41名、未会員5名の51名の参加がありました。参加者のみなさん、お疲れさまでした。 今回の研修で未会員参加の内、2名は会員になられたということです。なんと7月に昨年度の会員数272名を超えました! 嬉しいことです。この調子で、福通研、がんばりたいですね!よろしくお願いしま〜す! さて、第1回研修会の講師は京都から、岩谷誠司さんをお招きして、「HELLOむこうの私−手で心をつないでの取り組みとその後」というテーマで、講演と技術学習をしていただきました。とても参考になることが多く、楽しく学ぶことができました。 岩谷さんは、手話通訳士、全国手話通訳問題研究会集会担当理事、研究誌部員、自治体業務政策研究委員会のメンバーです。そして向日市の障害者支援課で課長をされています。手話言語条例の制定に関わられ、制定後も様々な事業を企画していかれる中で、常にいろいろな人を巻き込んで展開されておられます。講演を聞いて、手話言語条例に関心を持っていただくためにはどうすればよいのか、みんなで楽しみながら自然に、でも意識を持って広げていこうとされていることがわかりました。私も専任手話通訳者として市役所に勤務しています。「何かをする時に、手話通訳だけががんばらないこと!全部自分で担わないこと!」と言われたことを胸に深く刻みました。毎年開催される職員手話研修も人事課が担当課として周知、企画・運営は障がい者支援課がやっておられるとのこと。動画撮影にも力を入れられ、職員がキャストから音楽、撮影までを担当されているいう話にびっくり!各課に手話リーダーも配置してあるとか!youtubeで、いろんな動画がみれるそうです。ぜひ1度、覗いてみましょう。「古都のむこう、ふれあい深める手話言語条例」の制定と、向日市手話マンガについて語られる岩谷さん、素敵でした!お話を聞けて本当に良かったです。専任手話通訳者の立場で、ろう者の立場で、手話サークルの立場で、気づきをどう政策に結び付けていくのか、まずは地域の課題を知ることが大切だと感じました。専任手話通訳者、行政職員、ろう者、サークルのメンバーなど、みんなでお聞きしたい内容でした。福岡県では昨年、手話言語条例が制定されました。市町村の制定化の話も進んでいますね。興味深く聞かれたことと思います。 午後からは向日市で撮影された動画を観ながら、ろう者の手話表現に注目。全国の誰が見ても分かるように撮影されているとのことで、「ぜひ活用してくださいI」と有難いお言葉も頂戴しました。グループワークで地域の課題を出し合う時間もありました。10分間でしたが、沢山出されていて、びっくり!さすが、ろう者&会員のみなさんです!岩谷さんが、出た意見を板書され、手話言語条例ができて解決できるもの、国に改善を求めるもの、ろうあ協会が頑張ることなどを、整理してアドバイスをいただきました! 岩谷さん、本当にありがとうございました!サマーフォーラムでお会いできるのを楽しみにしています。研究誌部員の努力の結晶、研究誌、しっかり読みますね!
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2024年07月24日
令和6年度 第1回研修会
posted by スギノ at 02:11| Comment(0)
| 日記
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