2月12日(祝・月)ふくふくプラザ 交流広場にて開催しました。 講師は鹿児島県から横溝和恵さんをお招きしました。研究誌142号(2017WINTER)のグラビアの方です! 鹿児島県手話通訳問題研究会会長。霧島市役所設置手話通訳者。手話通訳士。全国手話通訳問題研究会九州ブロック推薦理事 現在は研究誌部長を担っておられます。8月には鹿児島でサマーフォーラム開催もあり、ご多忙の中、来福していただきました。九州ブロック運営委員で集まると、いつも夕方から飲みニケーションになり、横溝さんのミニミニ手話講座が始まります。 楽しく学べるのでぜひいつか福岡でもやってほしい!と思っておりまして、今回ついに実現しました。 午前中は講演。「きこえない人の暮らしから学ぶーろう者の地域生活と手話―」のテーマでお話しいただきました。 横溝さんとは、全通研九州ブロックで運営委員としてご一緒してから長いお付き合いになりますが、今回初めて知ったこともありました。ユーモアを交えながら包み隠さずにご自身のこと、手話との出会い、ろう者やサークル、手話通訳者に思うこと、全通研の活動などを語られました。印象に残っているのは、全通研会員を継続する理由です。横溝さんは、先輩に誘われて大学生時代から全通研に入会されていたとのこと。「辞める理由がない!」とはっきり言われました。人の魅力がある活動なのだと。長年活動を実践され、いろんな出会いがあり、仲間を増やしてこられたからだろう…と改めて頼もしく感じました。すごい! 午後からは実技学習。日本語と手話の違い〜日本語をぶっ壊せ!〜 みんなで声を出すことから始まりました。伝える相手を意識して声を出す練習。 次に、「目を開いて〜、目を細めて〜、眉を上げて〜」など、顔の体操から始まり、表情を使った表現をしました。 聞こえない人には映像が見えているらしい。 → 自然に視線が向くし、指もさす。表情も伴う。 聞こえる人には見えない→共有できない だから、イメージ力を膨らますことが大切!イメージ力を上げ、イメージしたものをどう表現するか考えることが大切だとアドバイスをいただきました。「相手に伝わっていないと共有できないでしょ!」と言われ、ドキッ!本当にそうですね。ペアを作り、短文を伝え合う練習。短文を聞いて考える時、シュチエーションも違えば、声色でも違う。イメージといっても沢山あり、自分がイメージしたものを伝わるように表現することって、難しいなぁと実感しました。身近にある題材で簡単な例文を作りでみんなでやると楽しい!イメージ力も上がるなぁと学習方法も参考になりました。地元の例会でもやってみようと思いました。 コロナ禍が始まり、研修会も中止にしたり、半日開催に変更したりしてきました。今回は久しぶりの1日研修ができて本当に良かったです。お昼休みには、U65,医療班、青年部の部会も開かれていました。やっぱり、集えるって楽しく、貴重なことですね。 8月23日〜25日鹿児島市で開催のサマーフォーラム、みんなで出かけましょう!ぜひまた横溝さんに会ってください! 能登半島地震被災地への支援として、募金箱もおかせていただきました。みなさまから6000円もの寄付が集まり、感謝いたします。県聴協会を通して、聴覚障害者災害救援基金に送らせていただきます。 Windows の メール から送 |
2024年02月19日
福岡県手話通訳問題研究会第2回研修会
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posted by スギノ at 01:17| Comment(0)
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