6月2日(日)福岡県手話通訳問題研究会は、記念講演と2024年度定期総会を開催しました。 今年度は、例年のように福岡市やクローバープラザでの日程調整、会場確保が厳しく、私の地元大牟田市で開催することになりました。初めて大牟田に足を踏み入れたという方も居られました。福岡県の最南端まで、ようこそ! 記念講演会は約60名、定期総会は51名の参加がありました。みなさん、お疲れ様でした! 午前中の記念講演は、大牟田市動物園の企画広報担当の冨澤 奏子氏 「小さな動物園の大きな挑戦」〜ようこそ、動物の幸せを考える動物園へ〜 大牟田で開催すると決まった時に、講師はすでに私の頭の中では決まっていました。運営委員に諮り、希望通りに決まりました。 大牟田市は石炭で栄えた街です。現在は人口も10万人くらいに減少。かつての賑わいはなくなりました。でも、動物園は昔からあるんです。その取り組みが、今、国内外から注目されています。講師の冨澤さんは、動物のこと、動物園のことを、いつも面白くわかり易くお話しされます。世界の動物園関係の会議にも理事として参加され、また福岡県動物愛護推進教育講師なども歴任されており、行動的で魅力的な方です。私は仕事でお会いしてから、お付き合いさせていただいています。 大牟田市動物園では、「愛護と福祉の違い」を考え、「エンリッチメントやハズバンダリートレーニング」を実践してあります。その様子を冨澤さんのお話やドキュメンタリー映画「動物福祉の明日なら」を上映していただき、知ることができました。いつも動物たちの意思を尊重して、動物たちの生活の質を高め、嫌なことはしない。どうやったらできるか?という発想の転換。動物に癒されるだけではなく、動物の姿からヒントをもらい、がんばってある冨澤さんはじめ職員さんの情熱に感動しました。動画で登場した動物たちを観て、みなさんにっこり笑顔。癒されたようですね!質問も沢山出て、動物クイズも楽しめましたね!動物園のお話でしたが、それぞれの仕事や生活面において、考えさせられるお話が沢山ありました。こんどは、ぜひ大牟田市動物園に来てくださいね。6月と7月は暑い時期ですが、福祉施設の方の団体利用は入場料が無料になるそうですよ!あらかじめお電話で団体予約をされるとスムーズのようです。みなさんに大牟田市動物園のことを知っていただき、市民としてもとても嬉しかったです。
午後1時からの定期総会、3時半に終了。今年は、福岡ブロックと北九州ブロックの方から議長を選出していただきました。議長のスムーズな進行で、それぞれの担当から報告や提案ができました。会員のみなさんにお諮りして、議事全てに承認をいただくことができました。議長の永淵さん、半田さん、ありがとうございました。 県南ブロックで総会の開催は初めてだったと思います。いろいろと準備不足もありましたが、地域で開催出来たことは良かったと思います。日頃参加できない方の出席がありました。地元の大先輩も参加され、手作りのフラワーアレンジをいただきました!お庭に咲いている花でアレンジされたという心のこもった贈り物。記念講演や定期総会に華を添えていただき、感謝です! 全通研は今年創立50周年を迎えます。福通研の2024年度もスタートしました。さあ、みんなでがんばっていきましょう! 杉野 有美子 Windows の メール から送信 |
2024年06月05日
記念講演会&定期総会 in大牟田
posted by スギノ at 00:13| Comment(0)
| 日記